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NPO法人 セーラビリティスナメリの活動内容

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NPO法人 セーラビリティスナメリの活動内容

この特定非営利活動法人は、操船が容易で安全性の高い小型ヨットやセーリング・クルーザーを用いて、セーリング活動に関する事業を行い、障害、年齢、性別、経験に関係なく、誰もが自由に海に親しみ、自立心を育み、人生を楽しむことに寄与することを目的とします。

“海のバリアフリー”を合い言葉に、なんらかの障害をお持ちの方にもヨットを楽しんでもらいたいという願いで、牛窓に拠点を置くヨット仲間が集まり、この法人の前身であるヨットボランティアの会「スナメリ」を設立したのは10年以上前ですが、このたびNPOとして再スタートを切ることになったわけです。

活動を始めたときに知ったのが、オーストラリアで開発された、アクセスディンギーという小型ヨットでした。これは、四肢欠損という重度の障害者でも、装置さえつければ、あごの力だけで自由に操縦することができるという、驚異のヨットです。これを2艇、仲間の出資によって購入し、ただ単に身体の不自由な方をヨットに乗せてあげるという段階から進んで、少々不自由はあっても自ら操縦できるようになってもらうという、“海のバリアフリー”実現をめざしてきました。今では、陸上では車椅子を使っていても、海の上では、初めての方にセーリングを教えることができる仲間も育っています。

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